関東学園大学附属高校「On」

脚本:中村 真悠子
演出:関学演劇部

脚本について

はりこのトラの穴にて公開されていた、 高校生(?)の執筆脚本のようです。現在はこの脚本は公開されていません。

主観的感想

テニス部存続の危機!  二人劇独特のムードを持ちつつも、内容はネタ盛りだくさんというか、 ユーモア盛りだくさんというか、とにかく笑いましょうというもの。 最後には「上演時間ちょうど何々分何秒、ぴったし!」なんて騒ぎ初めて、もうほとんど何でもあり(笑)  ここまでやりたい放題やられると逆に気持ちいいぐらいです。

一言で表すなら「不真面目に大まじめで取り組んだ劇」で、 本来は学校の体育館とかで(学校)内輪ネタをちりばめて行うための脚本っぽいです。 こんな演劇1校ぐらいあってもいいよね、という印象なんだけども、 結局それだけなんだよなーってのは演じた方も分かっているのでしょう。 まあでも、さすがに1時間が限界でしょうか、お腹一杯。 結局、この作品は笑えるか笑えないかですから、笑えればいいんじゃないかと。 ただ、あれだけ演じられるなら、今度は別の作品を選んでやってほしいですね。

審査員の講評(の主観的抜粋)

  • ずっとこんなペースで、最後どう締めるのかなぁと思ったら、お客さんにラストを押しつけて終わった。 時間が来たから終わりなの、まだまだ出来るけどしょうがないでしょ、みたいな終わり方。
  • やっぱり演劇なのだから、舞台の上の虚構に観客を引き込んで欲しい。