2019年度 群馬県大会

まとめ感想 - 2018年度 群馬県大会

今年はどれも素晴らしい上演でした。中でも、次の学校は個人的にお気に入りです。

最後の「眠れる森の美女」は着想の勝利で、創作脚本賞でも良いんじゃないかと……ダメですか、そうですか。毎年のことですが、どうにも審査員の先生方とは趣味が合いません(苦笑)

なるべく丁寧に感想を書くように心がけましたが、丁寧に書けば書くほど感想書く時間を取られてしまうので、荒い感想がありましたらごめんなさい。後で気づいたら修正しておきます。

昨年は、県内で関東大会があったのですが、都合で行くことができませんでした。以前より都合を付けるのが難しくなっているので、どこまでこの活動を続けられるのか分かりませんが、期待されている限りは(されてるのかは知らない)続けたいです。

話は変わりますが、群馬県はアマチュア劇団が盛んです。元高校演劇部員など結成され、大勢の観客を集めている公演もあります。たまに観に行くことがあるのですが、完成度高くて圧倒されますね。高校生や学生ほど時間が取れない中で、年1回とはいえ結構な完成度の劇を上演しているところみると「すごいな」と純粋思います。

でもそんな人気の上演も、よくよく見るとあちこち荒があります。世間で「高校演劇」と言うと所詮は高校演劇と見られがちですが、高校演劇もぜんぜん負けてないし、むしろ勝ってる部分すらあるんです。色々演劇をみてみても、結構「これはすごい」っていうのは少ないのです。

何が言いたいかと言うと「県大会すごいよ」「県大会に出てるみんなすごいよ」ということです。

そんなすごい素敵な上演を、これからも期待しています。

2018年度 群馬県大会

まとめ感想 - 2017年度 群馬県大会

各校のみなさん上演おつかれさまでした。

今年は飛び抜けて上手い学校がなく、それでも一番よく出来ていた「市立太田高校」が最優秀賞となりました。市立太田の何が良かったって、シナリオの構成やラストシーンを考えた演技・演出になっていたところです。正直なところ、全体的な完成度はどの学校も似たり寄ったりだったと思いますが、そこが決め手になったと思います。今年はとても妥当な審査だったのではないでしょうか。

全体の感想

今回、いろいろな学校がコメディ要素のある上演をしていたのですが、大ウケまでとっている学校は少なかったように思いました。観客の数が少ないだけかも知れませんが、昔は会場全体がドッカンドッカン笑う上演もあったのです。オーバーな演技演出による圧倒的なパワーがある上演とかもありました。コメディって難しいですね。笑いを取るのはメリハリと裏切りって言葉で言えば簡単ですけども、実際やるのは容易ではないわけで。

どの学校も「台詞の間」に非常に気を使って演じいて、これは良かったと思います。間がある程度できるようになると、リアクションという感じで要求を高めてしまいがちですが、間が取れるだけでも凄いと思います。あと、今年から照明で空間を区切る学校が増えて嬉しいです。やっぱりムード全然違います。

そういえば台本で「え」とか「あ」とか「うん」とかの台詞を、そのまま「え」とか「あ」とか発声して演じている学校が結構ありました。それ違うんです。台本で「え」と書いてあったら「え」と発声してくれという意味ではなくて、「えっ」という反応をしてくれということなのです。「あ」も「うん」も一緒です。言葉じゃなくて反応が大事なのです。反応がちゃんとできていれば言葉としての「え」は不要なことも多々あります。ちょっと気にしてみてください。

また来年お会い出来ることを祈ってます。

2017年度 群馬県大会

加えて、桐生地区大会から桐生高校「鈴音」は、県大会を経ずに関東大会に出場。