まとめ感想 - 2006年度 関東大会

県名高校名演目
最優秀賞 栃木 栃木高校 塩原町長選挙
優秀賞
(全国フェスティバルへ)
新潟 三条東 例えばジャニスのソウルフルナンバー
優秀賞
創作脚本賞
栃木 作新学院高校 ナユタ
優秀賞 群馬 新島学園高校 桜井家の掟

結構意外な審査結果でした。最優秀賞もあるかと思っていた筑坂の選漏れ、一緒に観ていた人と共に首をかしげた三条東の入賞、入賞はしないだろうと思っていた新島の入賞(個人的にはあの出来では入賞して欲しくなかったです)。最優秀賞だろうと思われていたナユタ(作新)に代わり、最優秀賞は難しいかなーと思われていた、栃高の最優秀賞など。

今回の審査基準の推測は簡単、観て面白かったものです。舞台や照明などを含めた演劇技術や総合力で考えれば、筑坂、作新、栃木、前橋南、新島あたりだと思うのですが、筑坂については感想で述べたとおりで、前橋南については講評で「脚本で80%決まる」と述べられていた意味、そのままでしょう。栃高については、装置なし、照明的演出もほぼなし、BGMも普通。唯一飛び抜けたテーマに関連する演出(演技)の驚異的な完成度、そして何より本の面白さということなのでしょう。